沖縄の塾 津田塾

伊集 尚映 さん
(いじゅ なおえ)

岡山大学 文学部 
人文学科

(向陽高等高校卒)

≪はじめに≫

 皆さんこんにちは。この春、岡山大学文学部に合格した伊集尚映です。まず最初にこれから何を書くのかの順番を記します。まず、最初は自分の受験でやっていて良かった事を書きます。先にいっておきますが、前半はとらえようによっては退屈な自慢に聞こえる事があります。自慢は聞きたくないという人はとばしてもらっても構いません。次に、自分の受験での後悔を書きます。こちらは自慢が入らず、自己嫌悪と後悔がつまっているので、自慢はとばしてもこれからの後輩が後悔しないようにこっちは読んでほしいです。

≪受験でやっていて良かった事≫

 では、まず私の受験でやっていて良かった事をあげていきます。まず第一に音読です。私が本格的に音読を始めたのは、三年の夏休みからです。きっかけは今井先生の公開授業でした。夏休みは、毎日朝一時間東進で使っている英語のテキストを音読しました。長文だけではなく、単語や文法問題も音読しました。これのおかげで速読が身につき、三年の夏以降の模試では英語で時間が足りなくなる事はありませんでした。次に夏休みの時間の使い方です。私が高校三年間で一番勉強した時期は間違いなく高三の夏休みです。毎日、午前中は家で音読と好きな科目、午後は塾に行って、遅れていた受講と苦手科目をしていました。だからといっていいのか分かりませんが、夏休み後の模試でちょうど100点伸びました。最後に、暗記科目では模試で間違えた問題やその周辺の知識をノートに書きためていました。二週間に三回程の割合で完璧に覚えこむまで見直したり、解いたりしました。

≪受験勉強でやっておけば良かった事≫

 次に、大事な後半である受験でしておけば良かったという事を書きます。まず、勉強以前にもっと早く大学の事を調べておけば良かったと思っています。一年の頃は大学の名前は琉大と東大などの有名な大学しか知りませんでした。二年の頃は、志望校を決めろといわれても全然決めるつもりがありませんでした。三年の頃になって慌てて志望校を決めたら、私の科では、授業がない科目でしか受験できない事を知りました。結局、三年からその科目を自分で勉強する事になりました。得意な文系科目だったのが幸いでしたが、非常に大変でした。後輩の皆さんには早めの志望校決定をすすめます。志望校がどうしても決まらない人は今の自分の偏差値+5の大学をすすめます。やる気のある人は、自分の背丈の二倍の目標であっても叶えられると思いますが、やる気も夢もなく、特に勉強が好きではない人は、助走して思いっきりとんだら届くかもという程度の目標を早めに持った方が良いです。直感や立地、たとえネームブランドで選んだ志望校でも、模試の度に第一志望欄に書いていたら、だんだん行きたくなります。だから、早く志望校を決めてその大学について調べる事をして欲しいです。次に苦手科目について書きます。受験を振り返る中で私は常に数学に苦しめられてきました。数学さえできればといつも考えていました。周りにも英語さえ、国語さえという同じ状況の人がいました。しかし、センター試験が終わった後に本当に出来る人とは五教科の中で苦手科目がない人だと気づきました。私も含めて、「~さえ、~さえ」言っている人の多くは、苦手科目を得意科目でカバーしようと考えていました。私は数学が苦手だったので、数学はもう捨てて、国語でカバーしようと考えていました。しかし、今年のセンターは国語が大分難しくなり、目標点には届きませんでした。加えて、数学が比較的簡単な年であったのに6割も取れませんでした。センターでは何が起るか分かりません。得意科目が難しくなったり、苦手科目が簡単になったりします。その逆があればいいのですが、最悪な場合に備えて、苦手科目をなくしておいた方がいいです。せめて苦手でも6割ちょいはとれるようにしておいたらよかったと思います。次にもっと人の話を聞いて参考にしておけば良かったと後悔しています。一、二年の頃はホームクラスにも出ず、学校の講演会も熱心に聞いていませんでした。勿論、内容も二、三歩あるけば忘れていました。でも、三年になって受験に集中したとき、何も分からない事に気づきました。先程の志望校決定の話ともかぶりますが、たくさん情報を持っていた方が有利で楽です。いろんな人の話を聞いて、情報を集める事をすすめます。なにより、人の話を聞く事によって自分の考えていた事を、他の視点から見る事が出来ます。勉強しても、スポーツにしても自分だけの視点では独りよがりや自己満足、偏見によって目がくもり壁にぶつかったり、悪い方に進んでも気づかなかったりする事があります。人の話を聞けば、その人の視点が加わり、自分では考えられなかった解決法が見つかったりします。

 

≪後輩の皆さんへ≫

 最後に後輩に伝えたい事を書きます。大学受験はとても長い期間準備をする試験です。その中で学力や継続性、時間など沢山重要な事があります。しかし、私は受験を意識し、行動する事が一番大切な事であると考えています。多くの時間があったにも関わらず、私が受験を意識したのは三年になってからです。一、二年の頃はその度のテストの事しか勉強の事は考えていませんでした。だから、志望校の事も調べなかったし、人の話も聞かなかったです。そして、三年になって沢山後悔し、勉強しました。あまり、書きたい事ではありませんが、センターの点で志望校も変えました。一、二年の時に少しでも、受験の事を考え、意識して行動していたらもっと違った、今よりはるかに良い未来があったと後悔しています。多分、私がこんな事を書いても私みたいにばかな一、二年は「ふーん」くらいで他人事に感じるでしょう。でも、断言しておきます。お前らもセンターをこれからうけるのだと。先輩が浪人したとか志望校下げたとか会話しているけど、その事は、お前らの中の一人や二人にはおこる事態だから、精々今のうちに勉強しておけよと。そして、受験生は、センターや受験終わって「もし」とか「たら」とか「れば」とかそんな仮定法を使わないように必死で勉強することを進めます!