沖縄の塾 津田塾

山城 ゆりか
(やましろ ゆりか)

琉球大学
医学部・医学科

(開邦高校卒)

 私は、今年琉球大学医学部医学科に合格した山城ゆりかです。私の通っている琉球大学について、また医学生の生活について紹介します。

 最南端の国立大学である琉球大学には、千原キャンパス(全学) 、上原キャンパス(医学)の二つのキャンパスがあります(括弧内は通称です) 。千原キャンパスには医学部以外の学部が、琉大病院のそばにある上原キャンパスには医学部が設置されています。千原キャンパスには正門(北口) ·東口·西原口(南口)があり、特に東口近辺は飲食店などが多く、一人暮らしをするのにうってつけのエリアです。上原キャンパスは千原キャンパスの南口の近くにあります。医学科一年生の間は、昨年度のカリキュラム変更により全学で行われる共通教育の授業と、医学で行われる専門の授業の両方があるので、行き来がとても大変です。坂道があるので車がないと不便です。琉球大学の周辺にはもちろんバスが通っていますが、車社会の沖縄で免許を持っていないと色々と困るので、早いうちに取得するべきです。

 次に、医学生の生活について紹介します。前述の通り、医学科は全学での授業が一年の間のみになります。さらに付け加えると、医学部以外の学部生と一緒に授業を受けるのは前期(4月~7月)の間だけです。全学の人とお近づきになりたい方は、短い期間での勝負が予想されるのであらかじめ心構えをしておいてください。全学の部活動·サークルに入るのも一つの手ではありますが、医学科の予定と合わないなどの不都合がやはり多少あるので、大変かもしれません。忙しい医学部ですが医学生の多くは医学部の部活に入っています。医学部の部活はゆるいものからきついものまで様々ですが、どちらにせよ勉強と部活の両立は大変です。しかし、医学部の中、また医者の世界でも縦の関係は非常に大切なものです。部活動に入り先輩との関係を築いて、学習の仕方などアドバイスをもらえる環境を整えることが重要です。体育会系のもの、文化系のものと幅広くたくさんあるので、自分にあった医学部の部活やサークルに入ることをお勧めします。

 さらに、地域枠について話したいと思います。私は地域枠の制度を活用して琉球大学医学部医学科に入学しました。地域枠学生となると大学6年間の学費が無料になります。また、1年次の頃から無料で離島実習に行くことができます。その代わり、5年間の研修を琉大病院で行い、その後4年間離島・僻地勤務が義務付けられています。琉大医学部医学科に推薦で入学することで地域枠学生となります。

 医学科は、医学の進歩に伴い学習量が増え続けています。6年という長い時間をかけても、膨大
な知識·技術の全てを身に付けることはできません。医学科に合格することは大変かと思いますが
入学後も、卒業後も大変です。諦めずに努力したものだけが、一人前の医師になれると思いま
す。まずは、目の前の勉強を諦めずに頑張ってください。