儀間 浩貴
(ぎま ひろたか)
琉球大学 理学部
物質地球科学科 物理系
(首里東高校卒)
今合格して思うことは、英語に苦しみ、英語に救われたなと思います。現役の時から英語が苦手というより勉強しなかったので、英語の楽しさが分からなかったのが現役で一番の痛手だと思います。また、学校でも文法の授業がほとんどなかったのは酷いと思うけれど、あの時一人で文法の勉強をすればよかったなと思いました。なので浪人中は単語を早く一通り終わらせて、文法を初めからやりました。初めは単語も文法も覚えるだけで楽しくなかったけれど、模試で知っている文法が出てきたら楽しいし、長文が少しずつ読めるようになって楽しくなってきたら、あとは好きな教科と同じように勉強するのが苦ではなくなってくるし、さらに点も取れるようになってきてやる気もでて、いい流れに乗れました。
国語も苦手な教科ですが、英語で克服できたので最初はただ暗記するだけで楽しくはないけど地道にやっていればできるようになると信じて、漢字・古単・古漢の文法をやりました。でも英語よりも始めるのが遅かったのか、英語ほど克服はできなかったけど、やっている内に楽しくなってきて、国語の勉強が苦でなくなりました。
数学は、元々好きな教科で楽しくやっていました。勉強するときちょっと意識していたのは、計算の仕方と解き方で計算を楽にするためにいろいろな見方をしながら計算していくことです。解き方は同じ問題でも2・3通りの解き方を考えるようにしました。何通りも解き方を考えていると初めて見る問題でもいろんな見方ができるし、アイディアがいろいろでてきて対応することができるので、こういうちょっとした意識が大事だなと思います。
物理は考え方は分かっていても、初めて見る問題には全く対応できなくて現役のときは全然点が取れなかったので、浪人中は、考え方を分かったうえでいろんなパターンの問題を多く解きました。点数も上がってきたので、やってよかったと思いました。
化学と地理は、ほぼ暗記するしかなかったのでとにかく何回もやって覚えるしかなかったので楽しくなかったけど、覚えると点数は上がっていくのでそれを楽しみにして頑張りました。
現役の時は、始めるのが遅すぎたので教科のたのしいところに気づかずに、ただ楽しくないところばかりダラダラやっていたのが悪かったなと思います。新しいことを学ぶときは基礎の基礎からはどんなに辛くてもやると決めた以上は逃げてはいけないなと思いました。