赤嶺 未来
(あかみね みらい)
早稲田大学
教育学部 社会科 公共市民学専修
(那覇国際高等学校卒)
情報不足の沖縄から難関私大を目指す全ての受験生に捧げます。
僕は東進で一年間浪人をして早稲田大学に合格しました。これから東進で浪人して難関私大を目指そうとしている受験生に僭越ながらいくつかのアドバイスをさせていただきます。
まず、早寝早起きによって生活リズムを整え、毎日塾に登校することです。浪人生は生活リズムが乱れがちです。僕自身、何度も昼過ぎに起きて午前中を無駄にしたことがあります。早起きして勉強を効率化させるべきだと強く感じました。
東進の先生方はわかりやすい授業を提供してくださいますが、理解だけでは合格を掴むことはできません。自主学習で問題を解いて、「理解できる」から「できる」に移れるかで勝負は決まります。
次に、私大志望の受験生は過去問分析に力を入れるべきです。国立大学を志望する受験者と違い、私大志望受験者には志望校独自の問題に対応できる力が求められます。難易度や問題に対する配点、そして形式も異なる共通テスト型の模試、及び記述模試の結果で一喜一憂することは避けた方が良いと思います。自分にとって必要な情報を取捨選択できなければ受験は成功しません。そのため、即座に志望校の過去問分析をし、必要な情報を手に入れましょう。実際に問題演習を行うことで大学独自の配点、問題形式を実体験することができます。その後、計画を立てて過去問の対策を行うべきだと思います。最優先は過去問だと受験を通して感じました。
最後に、自分で考えて行動する習慣をつけることです。沖縄県では進学に関する情報を収集するのに苦労します。なので、同じ大学を目指す受験生とコミュニケーションをとることは必須だと思います。早稲田大学には「得点調整・成績標準化」という独自のシステムが存在し、早稲田を志望するからには押さえておかなければならない情報です。情報を集めることで自分が何をするべきなのか明確にすることができます。そして、「自分で考えて行動する」ということは、情報を集めたことを前提としているため、注意が必要です。結果が振るわずに後悔するようなことが無いように受験生の皆さんは自分で考えて行動することが求められると私は思います。
受験は非常に苦しいことだと思いますが、東進のスタッフの方々や親族、そして友人たちの支えがあって初めて乗り越えられるものなので、しっかりと周りに感謝して誠実に勉強へ取り組むべきだと思います。
受験生の皆さんの良い結果を祈らせていただきます。頑張ってください。